2024年12月14日

マイナンバー保険証

マイナンバーカードと
医療保険証の紐付けを行い
国民すべからく保険証利用を
推進させるという強引な手法。


何故が強引かというと
マイナンバー保険証の利用率は
11月時点で18.52% という数字を見ている。


国民皆保険という名目も
達成できない数字である。


これのどこが
安心、安全なのであろう?


また、資格確認という事は
診療行為の資格を確認するという事。
であるから、毎回のマイナンバーカードの提示が義務付けられる。


この資格確認のやり方自体
国民保険→社会保険や
社会保険→国民保険
あるいは、
各種保険から無保険になった事を確認するもの。


そのような目的で出来上がったものである。


保険証を廃止して
国民への負担増のどこに安心、安全があるのか?

はなはだ疑問ではある。


posted by 院長 at 19:08| Comment(0) | 医療制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薬局の在庫

今回は
薬局の在庫についてです。

医師や看護師だけでなく、
薬剤師にも法律の縛りがあります。

医師法と同じように
薬剤師法というものがあります。

薬剤師法には以下の条文があります。

薬剤師法第 21 条
調剤に従事する薬剤師は、調剤の求めがあつた場合には、正当な理由がなければ、これを拒んではならない

では、薬局が調剤拒否できる正当な理由とは何でしょうか?

薬局が調剤拒否できる正当な理由とは
業務運営ガイドライン(H5.4.30 薬発第 408 号 薬務局長通知)

ア 処方せんの内容に疑義があるが処方医師・医療機関に連絡がつかず、疑義照会できない場合。

イ 冠婚葬祭、急病等で薬剤師が不在の場合。

ウ 患者の症状等から早急に調剤薬を交付する必要があるが、医薬品の調達に時間を要する場合。

エ 災害、事故等により、物理的に調剤が不可能な場合。



この4つが
厚労省の薬務局通達に
業務ガイドラインとして
記載があります。

つまり
在庫が無いというだけで調剤拒否はできないという事になるわけです。

ただ、
後発品を中心とした
流通障害は
3000品目にも及びます。

その為に
薬局に在庫がなくなってしまう→調剤できない

そこで対処法としては
麻薬薬などの特殊な薬剤
でない限りは、、、

他の薬局や問屋に在庫がないか調べたり、
調剤に向けた努力した上でどうしても手に入らないときのみ、
拒否できると日本薬剤師会は考えているようです。

ただし、個人薬局などでは
調剤拒否をされる所もあるのは事実ではあります。

また、グループ企業などでは
比較的グループ内での、薬剤の融通があるようです。

薬剤の流通障害は確かに存在しますが、
法的に規制が出来たわけでもありません。

むしろ、通常の医薬品では、処方が萎縮しないようにと言われてるくらいです。

実際に流れてこないのは現実であり、
患者にご迷惑をおかけしないためにも、まずは薬局の方々の努力な必要です。

次に医療機関側も処方内容を変更するなどの方策を取るべきでしょう。
しかしながら、処方内容の変更は、病態の変化に直結しますので、最終的なところになるのだろうと考えてます。

個人的な感想を綴ってみました。
posted by 院長 at 19:00| Comment(0) | 医薬品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型コロナのよくある症状(個人的感想

単純に
わたしの経験ですので
皆さんに当てはまるということは
ありませんので、ご注意を。




新型コロナの患者さんを診られてる先生や
実際に罹患されたことのある患者さんは
新型コロナの症状の経過がわかってると思います。


実際に
私がみていて、経験上の問題ですが
オミクロンの場合は特に
発熱や呼吸困難
などという進行した症状が
当初のうちは
出てこない症例が多いように思います。




発熱も呼吸困難もなく
咽頭も真っ赤に腫れてるわけでもなく
ただ、咽頭の両側がイガイガと
ずいぶん長い間続いてしまう。。。

ただ、なんでもないやね、、と思って放置して置くと

大変なことになってしまう。


こういった症状の方が
多いような印象です。



咳もない
熱もない
それでは、患者さんも

重症感がないですから
なかなか医療従事者におっしゃらない。



そう考えると
病院でも、
すり抜けてしまう患者さんは
きっと多いのかと思います。


それで、

感染をさらに広げてしまう。



発熱がなくとも
風邪のような症状や
上気道の気になる症状があれば
かならず医療機関に係る際には
受付に電話連絡をいれて
指示を仰いだほうがいいでしょう。
posted by 院長 at 18:57| Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする